言葉のリズムが心地よいほのぼの絵本「おっとっと」「ぶーんぶーん」「ぎーこんぎーこん」

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しろくまパパとあそぼうシリーズ「おっとっと」「ぶーんぶーん」「ぎーこんぎーこん」

絵・文 とよたかずひこ 岩崎書店 1997年発行

 

3:10しろくまくん

しろくまの父子のふれあいを描くほのぼのストーリー。

10年ほど前、息子のために買った絵本です。

もう、何度読んで聞かせたか分かりません。

子供を肩車したパパが、わざと右に左に揺れて「おっとっと!!」

少し怖いけど、もっとやって欲しいしろくまくん。

パパが抱っこしてくれる飛行機ごっこ。

「ぶーんぶーん」って家の中を飛び回って、本当に空を飛んでいるみたい。

公園で、パパと一緒にブランコに揺られるしろくまくん。

「ぎーこんぎーこん」ゆらゆら揺られるうち、ついウトウト。

どこの家庭にもありそうな父子の様子に、読んでいるママもほんわかした気分になります。

1才ぐらいから読んであげた記憶がありますが、子供は「おっとっと」とか「ぶーんぶーん」という言葉がお気に入り。

本文中にもたくさんの繰り返し言葉が登場し、心地いいリズムを醸し出します。

ママやパパのお膝で「おっとっと」「ぎーこんぎーこん」と体を揺らしてあげるだけで、子供はニコニコ笑顔になるはず。

きっとママとパパにとっても素敵なひとときになることでしょう。

膝で揺れていた我が家の息子は、今や私の背を追い越し、ランドセルも小さく感じる背中になってしまいました。

口答えや反抗も一人前で、私も新たな子育ての壁に四苦八苦するこの頃。

この絵本は、私にとって、膝に抱っこしていた時の気持ちに戻してくれる一冊です。

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