ご紹介する本
娘が3歳になったばかりの頃、近所のBOOK CAFEに置いてあった「ちのはなし」(堀内誠一作/福音館)にとても興味を持ち、長時間にわたり何度も何度も読んでほしいとせがまれ、4歳からと書いてあったのですが、内容もとてもわかりやすかったので早いかな?と思いつつも直ぐに購入しました。
「いたい!」と転んで血が出てしまうところからスタートします。「ちが でるのは ちの とおっている くだが やぶけるからだ。」と血管の説明に進み、どこに通っているか、懐中電灯に手を照らすとどんな色をしているか、動脈や静脈の説明、赤血球・白血球・血小板の説明、大人と子供、動物の血の量の違い・・ととても細かく描かれた科学絵本になっています。
この本を何度も読んだあとに主人が小さい頃に読んでいた本をたまたま再読していました。すると、とても内容がそっくりでびっくりするもので「あかしろあおいち」(かこさとし作/童心社)がありました。絵や語り口調は異なりますが、内容はほとんど同じです。こちらも古い本ですが、血を理解するのに大変わかりやすい科学絵本です。
子供も転んでしまって痛い!って思って泣いてしまいますが、血が何かわかるとけがをした時の反応も違います。「あれ?これが血だね?」と泣いている時間が少なくなったように感じました。