ニュースを見たり、ラジオを聞いていて「ママ、イラクってどこ？」とか聞かれたりしますよね。幼稚園児くらいの子供は、耳に入る言葉を流さず、新しい言葉は知りたがるものです。
そんな頃、うちにやってきたのがこの本でした。世界地図というにはあまりに大ざっぱなイラストで、こんなのすぐに役に立たなくなるのかなという不安もありながら購入したのですが、初めて手にするにはちょうどよい地図でした。これ以上だと漢字が多かったり、余計な地名が多かったりしました。しかしこれは、シンプルにまず「アジア」「ヨーロッパ」などとエリアに分けていて、次は国名と首都だけが大きく書かれ、しかも国境の色分けがくっきりとされています。その土地の有名なものが少し描かれていますが、国の中に川の名前だとか、山の名前だとかの余計な情報はなく、白地のバックに見やすい色で土地だけがはっきり書かれています。これが本当に役に立ちました！
幼稚園、小学生の間、ニュースや学校で話題になった地名が気になると、自分で進んで調べてくれました。単純に首都と国名が載っているだけですので、欲しい国名が目につきやすいです。高学年になると社会の授業で地図帳を使うようになりますので、それまでの間はこれで十分でした。むしろ首都の印象が強く残り、よく覚えてくれているので親がびっくりするくらいです。おすすめの一冊です！
