0歳からお気に入りの絵本ができるといいな、とそんな思いで、毎日の読み聞かせにの一冊をさがしていたときに書店でみつけたものが「おべんとうバス」です。身近な食べ物をメインにしている絵本なので、こどももなじみやすく、すぐにお気に入りとなりました。
丸みをおびたキャラクターはみな食べ物で、それぞれの個性に合わせた表情がとてもかわいいです。
ストーリーは、「バスに のってください」とのよびかけに、ハンバーグくん・エビフライちゃん・たまごやきさんなどとお弁当に欠かせないメンバーが順番に返事をしながらバスに乗っていき、最後にお弁当が完成するという展開。
キャラクターのそれぞれの登場シーンやバスに乗ってからのワイワイ感、複数できたり、乗り遅れそうだったりと短いストーリーの中にも笑いやハラハラする展開が待っています。はっきりとしたカラーリングが見やすく、角がまるくなっている絵本はお子さんがもっても扱いやすいように配慮されています。
読んでいくうちに、キャラクターがバスに乗る時のセリフ「はーい」「はい」をお子さんが言ってくれると思います。
親しみのある食べ物のストーリー、お弁当を持って出かけるワクワクする気持ち、いただきます!と食べる時の嬉しい気持ちがあふれていて、お弁当をもっておでかけしたくなります。自分のお弁当選び、食器を大切にするきっかけにもなります。
我が家ではこどもがおすわりができるくらいの0歳から愛用品となりました。あまりのお気に入りぶりで絵本のかどをおもわず「パクッ」とすることも…。
お弁当って嬉しいね!食べるって楽しいね!と心があたたまる一冊です。