絵本も色々ありますよね。私自身、本を読むのも見るのも苦手な子どもでした。我が子にはそんな思いをさせないようにと、ゲーム感覚で絵本をあたえていました。
その内の1冊がこちら。
ミニしかけえほん
あ~ん の50音で1文字づつ。
遊び方はとても簡単です。
「り」と読んだあと、めくって「りんご」
「る」と読んだあと、めっくて「るすばん」
一文字づつめくると、最初の文字がついた物の絵が書かれています。
最初は興味のなかった1歳半のわが子。
でも、毎晩寝る前やお風呂上りにスキンシップと思い読み続けると・・・あら不思議!!
3.4日する頃にはジーと見ていました。
5,6日すると自分でめくろうと手がのびて本を手にしていました。
言葉が分からなくても、目で見て・耳で聞いて・手でさわることにより興味を持ちます。
本に限ったことではないと思いますが、毎日5分・・・いや3分だけでもいいのです。
寝るまえのスキンシップと思いしていたことが、次第に「り」・・・「りんご」を繰り返すことで子どもは覚えて口に出します。
時には「り」・・「りんご」 今日おやつに食べたよね。
など、会話を交えてコミュニケーションをはかったりしました。
そして一文字 「り」と言うと「りんご!!」と叫ぶように。
あくまで、我が家の子どもの話ですが、興味を持つことで文字にも抵抗がなくなり、幼稚園でも自ら絵本を読んだり見たり。
今は高校生と大きな娘に育ちましたが、国語は得意な科目になりました。
小さい頃に、たった2.3分コミュニケーションのつもりではじめたミニ絵本。
寝る前の読み聞かせ。
小学生になってまでは読み聞かせはしませんでしたが、身についたのでしょうか?
読む・書くことに抵抗がなくなると子どもは自ら学ぼうとするのだと、子どもを通して勉強させてもらったように思います。