だんだんお話が楽しくなってくる年頃になると、音楽をきけば体を動かしたり、絵本を目にすると何度も読んで!とリクエストしたりと、コミュニケーションや活動がふえてきますね。
そんななかで、小さいうちから英語にも楽しく触れられたらなと思っていたときに、書店でみつけたのが「The Wheels on the Bus」です。
英語絵本というだけでも面白みが増すのですが、黄色をメインにしたカラフルなカラーリング、絵のタッチが日ごろ見ている日本のものとはどこか違う新鮮さ、30×30センチの大きなサイズ(ページ数が少なめなので本としての重たさはそれほどありません)など、絵本そのものの魅力があります。
絵本のストーリーは、少しずつ人数がふえていく愉快な乗客とバスが主人公で、バスに乗ってどこに行くんだろう?と気になる展開。
まるいタイヤ、シュッシュッと動くワイパー、ビッビーとなるホーンなど、バスにまつわる状況がリズムカルに描かれていきます。その音は英語だとそうやっていうんだ!という発見がありますし、親子でワイパーの動きをまねて腕を左右に揺らしてみたり、ホーンをならす動きをやってみたりと、リズム遊びもできます。
バスを題材にしているので、動くものや乗り物が好きなおこさんにもぴったりです。
CD付の大型絵本なので、英語の読み方やリズムも親子で簡単になじんでゆけますね。
CDには、伴奏つきの歌、BGMつきの朗読、カラオケの3種類の音楽が収録されています。
読み物として、英語遊びとして、リズム遊びとして、さらに、インテリアとして飾っておいてもかわいい充実の絵本です。