育児グッズ販売店だけでなく、書店でも販売している通称「ピアノ絵本」の紹介です。私がオススメするのは、ベネッセコーポレーショ ンの発売しているたまひよシリーズの「0~5才 すてきなピアノえほん」です。
我が子のために初めて購入した玩具でもあり、絵本でもあり、教育グッズでもあります。生まれてすぐから、オムツの交換を泣き叫んで とにかく嫌がる子どもに、電子音楽を聞かせるとマシになることを発見したので購入しました。いくつも種類があるピアノ絵本の中で、 これを選んだポイントは主に3つあります。
1つ目は、音量調節ができることです。大・小が選ぶことができるというだけなのですが、各種比べてみると意外とついてない機能でし た。子どもにとってはにぎやかなのは良いのですが、周りで聞く人には騒音になってしまう場合も多々あるもので、少しでも小さい音量 にできるのは嬉しいところです。「小」と言ってもそこまで小さくなく、ある程度泣いていても十分本人に届く大きさです。
2つ目は、ピカピカ光る部分です。星が光るようになっており、音に合わせて点滅します。小さいときは、この光をひたすら眺めるだけ でも十分楽しいようで、泣いていてもかなり注意をひかれていました。
3つ目は、これから期待している機能でもあり、この本を選んだもっとも大きなポイントである「ドレミモード」です。鍵盤を押した際 に、ドレミの音階で鳴ってくれるモードで、これがついているピアノ絵本は、探した中では他にありませんでした。鍵盤に「ドレミ」が 書かれていても、実際カタカナが読めるようになるのはだいぶ先ですし、音を音階で理解するには耳で聞くのがやはり一番です。自分が 弾いた音が何という音なのか耳でわかるのは、とても良い機能だと思いました。楽譜もついていて、音階がカタカナと色で示してあるので、目でも耳でも音楽の基礎である「ドレミ」に触れ合うことができます。
対象年齢が0~5才とありますが、実際使い方次第で長く、多面的に使えると思います。その点でも流行の曲ではなく、さまざまなジャンルの定番曲が入っているところも良いです。
我が家もまだまだ、「音楽を聞かせたり、親が歌 うときの伴奏に使用」→「鍵盤を押すと音が出ることを認識」という段階までの活躍ですが、これからどんどん親子で一緒に使っていけ るかなと思っています。音が出ることだけが目的ではなく、音楽教育的な部分を少しでも望むのであれば、オススメの1冊です。