おすすめするまでもない名作絵本かもしれませんが、やはり大好きな絵本の一つなので、今更ですがご紹介させてください。
「かいじゅうたちのいるところ」です。
2010年に映画化もされているようで、根強い人気があるのはいうまでもないのですが、発売当初は大人たちからは評判が悪かったにも関わらず、子供からの評判はすこぶる良かったそうです。うーん。なんだかわかる気がします(笑)
けれどこの独特のイラストに魅了される人も多く、なんだか怖いような、それでいてクスッと笑える本当に良い絵本だと思います。
私自身も小さい時に持っていた絵本で、本屋さんで見かけたときにとても懐かしくなって購入しました。
最後にマックスが怪獣とお別れするときに、怪獣が「お願い、行かないで。おれたちは食べちゃいたいほどお前が好きなんだ」というシーンが一番大好きなシーンです。
このお話はいたずらをして閉じ込められたマックスがいつのまにやら怪獣たちのいるところに行ってしまうというお話なのですが、一体怪獣が何を表しているのか、私には作者のメッセージが込められている気がしてなりません。
お母さん自身もそういったことを想像しながら読むとより一層楽しめるかもしれませんね。